素敵なクリスマス飾りができました!【みやま保育園 お山のクラフト教室】

12月15日に、みやま保育園の年長さん達と、木の枝をナイフで削ってサンタクロースを作りました。

クラフト教室ではここまで

この日、森から切ってきて、材料に使ったのはソヨゴの木。ソヨゴは冬になっても葉を落とさない常緑樹です。今の時期でも青々とした葉っぱに赤い実を付けているので、クリスマスリースの材料に使う方もいるそうです。そんなソヨゴを削ってサンタクロースを作りました!

ソヨゴの説明

ソヨゴの葉っぱを見ながら木のお勉強

まず最初に、どんなサンタクロースを作るか考えてみます。
ぼうしは長いのにしようかな?それとも、短いぼうしにしようかな?
イメージが固まったら、黄色のテープを枝に貼り付けて、「ぼうしの位置」「ひげの位置」の目印にします。

サンタクロースの作り方

ここでちょっとトラブルが・・!木が湿っていて、テープが剥がれてしまったのです。
お山のクラフト教室で使う木は、乾いて硬くならないように、朝まで冷凍庫で凍らせているのです。
だから、いつも子ども達は材料を選ぶとき「つめたい!」と言いながら、ほっぺに枝をあてて、遊んでいたりします。

かのちゃんから作り方の説明を聞く

かのちゃんから作り方の説明を聞く子ども達

急遽、枝についた水気を拭き取って、指でしっかりテープを貼り付けて。
さあ、いよいよサンタクロースの顔を削り出していきます。

まずは慎重に慎重に、木の皮を削って「おひげ」を作っていきます。
余分なところまで削ってしまうと、思っていたのと違うおひげができてしまいます。
子ども達はとてもていねいに、慎重におひげを削っていきました。

サンタクロースの帽子を削る

次はぼうしになる部分を削っていきます。
ここでは、先端が細くなっていくように、たくさん削らないといけません。
子ども達は、クラフト教室の先生、かのちゃんに教えてもらった「ちょこちょこ削り」や「お野菜削り」を上手に使い分けながら、ぼうしの形を作っていきました。

確認しながら削って削って

ぼうしを削る

この日は富波保育園のお友達3人も一緒にクラフト教室でサンタクロース作りをしました。
ぼうしを削って、最後にサンタクロースのお顔を作るところは、いっしょに集まって、作り方の説明を聞きました。

ノコギリの説明をきく子どもたち

ノコギリの説明を聞く子どもたち

さあノコギリにチャレンジ

ぼうしの下にノコギリで切りこみを入れて、そこに向かって少しずつ、ナイフで削りこみながらサンタクロースのお顔を作っていきました。
お顔ができたら、ぼうしに赤い色を付けて、ひとまずサンタクロースが完成しました。

サンタクロースのお顔を削っていきます

少しずつ丁寧にサンタクロースのお顔を削っていきます

形ができたらぼうしに色を付けます

この日、お山のクラフト教室で作ったサンタクロースは、後日、先生達と一緒に素敵なクリスマス飾りにしました。そうしてでき上がったのが、こちらの作品です。

完成したサンタクロースのクリスマス飾り

完成したサンタクロースのクリスマス飾り

みんな、毎月の活動を通して、ノコギリもナイフも、とっても上手に使えるようになりました。
最初の頃は毎回確認していた削り方の説明も、今は少しずつ自分で考えながら、自分の作りたい形をナイフで作れるようになってきました。
作品作りももちろんですが、「自分でできる」ということが、子ども達にとって自信を持つことにもつながっているのかな・・と思います。

次回の活動は1月9日を予定しています。お楽しみに。

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