はじめての方には初めまして。
すでにご存知の方にはこんにちは。
岐阜県立森林文化アカデミーで木工教員をしてるまえのです。
2017年から自営業の木工家(木のおもちゃ作家)を終了して、教員になりました。今は木工について学生たちに教えたり、木育の活動に関わったり、県やその他もろもろ、その時々の要望に応じて講座をやったりモノを作ったり(このブログでモノと言えば大抵は木のモノのこと)、そんな感じの充実した毎日を送っています。
この度、自身のブログサイトを立ち上げました。
それがこの「街と森」です。
今の職場では、以前の自営業とは違った新しい視点、新しいかかわりの中で、新しいモノ作りの活動をしています。そうこうして、もう3年目になろうとしているのですが、その活動の発信ができていないと感じるのです。
例えば、今自分が実験的に取り組んでいる杉やヒノキを使った椅子作り。家具用材には不適とされる針葉樹をでモノを作り日常的に使ってみるトライアル。人によってはとても興味深い取り組みかもしれません。でも、それを見聞きできるのは、アカデミーの教員室の中でだけ。
これではあまりに寂しいじゃありませんか。
「街と森」はアウトプットの場
今の自分の仕事は教員です。
第1の仕事は学生への専修教育。
そして同時に、いろんな研究やプロジェクトに関わることができる立場でもあります。
自身に入ってきた情報や体験は外へアウトプットするべきことです。
その場所が欲しいと我儘を言って、学校から個別の形でサイトを割り当ててもらいました。
「街と森」はゆるゆるした内容です
「街と森」では、自分の活動の紹介や体験、教育現場のことなど紹介していきます。が、その内容はそこまでカッチリ述べていきません。もう少し知りたい、話をきいてみたいーということがありましたら、アカデミーや活動の現場に足を運んでもらえたらと思っています。
なんで「街と森」?
このブログタイトル「街と森」は、自身の立ち位置を表しています。
アカデミーの学びの分野は、山(森)側の仕事から、山から得たもの町(街)に運んで使っていく街側の仕事まで幅広々です。で、自身の立ち位置を振り返ってみるとどうなるか?
自分の活動の軸足は「街」です。
でも、森の方を向きながら活動をしている街の人。だからタイトルも「森と街」ではなくて、「街と森」の順番になります。
実は山から切り出した1本の木について語ってみようーというようなことをしたとき、意外と山(森)側の意見と街側の意見は喰い違う物です。そんな外からはわかりにくい人のなりを説明している「街と森」という表現なんです。
自身が関わっているモノ作り(木工)や木に関わる活動(木育)は街と森の交わるポイントでおきるお話です。そんなことをゆるゆると発信できたら良いな・・という意味合いを込めて「街と森の交差点」始めてまいりたいと思います。
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